こんにちは。関野です。
このブログでは【軽症うつ】について解説します。
軽症うつとは、それまで普通に仕事や学校に行けていた人が、何らかのきっかけによって突如うつ状態になってしまうことを言います。
そしてこの軽症うつと言われる状態は今社会の中で蔓延していると言っても過言ではなく何も他人ごとではないわけです。
今回のブログでは、、、
・軽症うつとはいったい何なのか
・その原因と対策について
解説をしていきます。
ぜひ最後までご覧ください。
それでは始めていきます。
この記事の目次
軽症うつとは!?
うつ病と呼ばれる状態とは、厳密には異なる軽症うつとは、
軽症うつのは単に症状が軽いというわけではありません。
そうではなくて、外から見て典型的なうつ状態が目立たないということです。
話せば普通に会話はできますし、学校にも仕事にも行けます。
しかし内面は苦悩に満ちているといった状態です。
自分だけ負けるわけにはいかない
自分はダメな人間だと言ったことばかりを考え、ろくに頭も回らず、に電池の切れかかった状態がずっと続いているという感じです。
軽症うつの特徴的な症状
軽症うつの初期症状というのは、実は身体症状であるケースが多いです。
それはほとんどつかみどころのない身体的な不調となって現れてきます。
例えば、次のような不調が代表的です。
・眠れない、起きれないなど睡眠に関する不調
・喉や胸手足の違和感
・動悸やめまいがする
・便秘や下痢など便通異常
・吐き気があり食欲不振
このような身体的な不調を前にした時、私たちはまさかそれが心の問題であるとは思わないですよね。
何か適当な理由をつけてやり過ごしてしまいます。
そのように放置したままでいると、不安や落ち込みイライラ無気力といった症状がどんどん悪化していき、仕事や学校に行けなくなり最終的には死にたいとすら思うようになってしまいます。
実はこの軽症うつは他人ごとでは決してなくて、この現代社会においては誰であってもなってしまう可能性のある問題です。
軽症うつになる原因
それでは次に軽症うつになる原因について見ていきましょう。
軽症うつに至る原因は大きく分けて二つあります。
それは原因が体の外にある場合と体の中にある場合です。
体の外に原因があるとはすなわち社会生活の中でのストレスに原因があるということです。
仕事や勉強がうまくいかない、友達と喧嘩したり、恋人と別れた、目標が達成できずに挫折を味わったなど、例を挙げればキリがありませんが、そういったストレスにうまく対応できなかった結果として軽症うつが起こります。
また体の中に原因があるとは一つは、甲状腺機能低下症、糖尿病、更年期障害といった身体的な病気が間接的な原因となるケースです。
もう一つはセロトニンやドーパミンなど脳の神経細胞の間でやりとりされる神経伝達物質の異常が原因となるケースです。
ただしこれらの原因は互いに関連しあう場合も多いため、一概にこれといった原因を特定することは困難です。
しかし条件的には同じ境遇に直面したとしても軽症うつになりやすい人となりにくい人というのがおり、その両者を分けるのは性格的な問題であるとされています。
軽症うつになりやすい性格としては、例えば仕事熱心で几帳面、決められたことはきちんとこなさないと気が済まない、凝り性で徹底的にやらないと気が済まない、周囲に気を遣いすぎる、一度気分を害すると引きずりやすい、といったものがあります。
つまり真面目すぎる、こだわりが強い、引きずりやすいといった傾向を持っている人が軽症うつになりやすいのです。
以上、ここまでまとめると、
軽症鬱の人は、話そうと思えば人と話せますし、学校や仕事にも行こうと思えば行けます、はたからみればちょっと元気がないかなくらいにしか見えませんが、当の本人の内面は苦悩に溢れろくに頭も回らず電池の切れかかったような状態になっています。
社会生活の中で、ある日突然大きなストレスに見舞われたり、身体的な病気を患った時、先ほど述べたような傾向を持つ人は軽症鬱になりやすく、眠れない、起きれない、体のどこかに違和感があると言った、つかみどころのない身体的な不調が起こってくるのです。
軽症うつの治し方と予防対策
それでは、自分が軽症鬱になってしまった時、もしくはそうならないためには一体どうすれば良いのでしょうか?
うつは薬に頼らずとも直すことができます。
そして予防することもできます。
そのための方法を大きく分けて三つの視点から解説します。
- 身体の健康を取り戻す
- 思考の癖を修正する
- ちゃんと休む
それでは一つずつ解説していきます。
【軽症うつ治し方1】体の健康を取り戻す
1.身体の健康を取り戻す
心と体を切り離して考えることはできません。
ここではメンタル面に対してもダイレクトに影響を与えやすい健康面で気をつけるべきことを話します。
それは食事、睡眠、運動です。
ありきたりなアドバイスだと思われてしまうかもしれませんが、
やはり健康な食事に良質な睡眠、そして適度な運動を心がけるだけで軽症うつは治すことができます。
また予防もできます。
もちろん、それら全てを一気に改善することは難しいのでどれか今すぐ改善できそうなところから手をつけるだけでも構いません。
【軽症うつ治し方2】思考の癖を修正する
2.思考の癖を修正する
同じような境遇に直面したとしても軽症うつになる人とならない人がいます。
その両者を分けているのは、体の健康状態以外にも思考の癖があります。
軽症鬱になりやすい人というのは、こうでなくてはいけないという強い思いを持っていることが非常に多いです。
しかし、そうした思いが巡り巡って自分を追い込んで苦しめているのなら、今すぐ考え方を変えましょう。
もし、今、自分は軽症鬱っぽいかもと思われた方は、適当くらいが実はちょうど良いということを断る事に思うようにしましょう。
仕事にしても、勉強にしても、人付き合いにしても、人生の中で起こるあらゆることにしても、鬱になって無気力になってしまうくらいなら適当でいいですし、そもそも必ずしもやらなければいけないことなんて世の中に一つもありません。
思考の癖というのは頑固で変えづらいものではありますが、私の他の動画でも詳しくその方法を解説してますので、是非合わせてご使用ください。
【軽症うつ治し方3】ちゃんと休む
3.ちゃんと休む
そして最後にちゃんと休みましょう。
軽症うつになりやすい人というのはただでさえ真面目な人が多いわけですから、休むと言っても実はちゃんと休めていないケースが非常に多いです。
体は家にいても、頭の中では仕事のことであったり、人間関係のことであったりと、あれこれと思考を巡らします。
またせっかく家で休憩していても、何もしない時間がもったいなくて仕方がなく、ここぞとばかりに資格の勉強を始めたりしてしまいます。
家でゆっくりしているはずなのに、仕事のことを考えたり、資格の勉強を始めようとするのは仕事に早く戻らなければならない将来のために自己投資をしなければならないといった、まさにこうでなくてはならないという思考の癖そのものです。
そうした思考の癖が、自分を限界まで追い込んで電池切れの状態にしてしまっているのです。
だから、疲れた時は一旦ぼーっと何もしないくらい休むということが大切です。
まずは一旦休んでダラダラ暇だなーと思うことをしばらく続けましょう。
暇であってはいけないという思考をまずは手放してみましょう。
まとめ
以上いかがでしたか?
今回のブログの内容をまとめていきます。
今日のブログでは軽症うつという問題に焦点を合わせて解説をしてきました。
・今の社会において軽症うつという心の問題には誰であってもかかってしまう可能性があります。
・軽症うつというのはただうつ病と比べて程度が軽いという意味ではありません
・外から見て典型的なうつが目立たないというだけで、内面的には苦悩に満ちています
・まさか自分が鬱になるはずはないという気持ちで自分の心と体の悲鳴に耳を傾けず鞭を打ち続けていると不安落ち込みイライラ無気力そしてうつ病になってしまいます
・うつかもと思った時、その気づきを放っておくことをせず、今日の動画で解説をしたような
- 健康な体づくりを意識すること
- 自分を追い込むような思考の癖を修正すること
- 休む時はちゃんと休むということ
を行ってみてください
こうしたセルフコントロールを通じて軽症うつはしっかりと治しそして予防することができます。
今回のブログの内容が何か一つでも役に立てたら幸いです。
それでは、今回のブログは以上になります。
ではでは、また次回。
PS.
今回のブログを動画でも解説しました。
こちらの動画もぜひご覧ください。
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